オフショア開発

オフショア開発

日本におけるIT人材の課題と状況

日本ではIT人材が供給不足に陥っています。経済産業省による調査では、2015年の時点で約17万人の人材不足となっています。今後もITのニーズは拡大し、市場規模も拡大していくことから、2030年には、人材不足の規模が約40~80万人になると予測されており、ますます国内でのエンジニア採用は困難になっていくと予測されています。

参考:IT人材の最新動向と将来推計に関する調査(経済産業省)

オフショア開発が行われる背景と傾向

フランジアでは2012年の創業以来、200を越えるプロダクトを開発し、100社以上の事業成長のサポートをして来ました。各社がオフショア開発を実施する理由としては、主に以下のような理由が挙げられます。

  • 国内で優秀なエンジニアを採用することが困難
  • システム開発のコスト削減/コストの変動費化
  • 事業の海外進出
  • 組織の多様化(ダイバーシティ)

最初は規模の小さいスモールスタートではじめて、慣れてきたところで、10人、数十人規模のプロジェクトに拡大していく例が増えており、最近ではコストの削減よりも事業の開発スピードや品質を重視するクライアントが増えている傾向があります。ガートナージャパンが発表した「2020年までに起こるIT人材の展望」によると、「オフショアを実施する日本のIT部門の50%が、コスト削減ではなく人材確保を目的とする」と予測されています。今後もコスト削減よりも「品質やスピード」を重視する企業は増えていくと考えられます。

参考:2017年以降のIT人材に関する展望(ガートナー ジャパン)

オフショアに対するネガティブなイメージ

多くの方がオフショア開発の「オフショア」という言葉に少しネガティブなイメージを持たれていると思います。本来は「岸が離れているだけ」という意味ですが、いろいろな失敗体験からネガティブなイメージが染みついてしまっています。しかし、実際のオフショア開発の現場で起こる問題は、本当は国内の開発現場でも起こり得る、また起こっている問題でもあります。どうしてもそのオフショアという言葉に引っ張られて、言語や文化の違い、直接コミュニケーションがとれないからうまくいかないなど、オフショア特有の問題から起因して問題が起きているのではないかと思われがちです。オフショアという言葉に引っ張られ、本質が見えなくなってしまうことがとても多く見受けられます。