NFTゲーム開発『Widiland』
NFTゲーム『Widiland』について
NFT開発とは、例えばNFTゲーム、 NFTマーケットプレイス、 NFTアートといったNFTに関連する製品とサービスの開発を指します。
NFTを開発するには、まずどんなコンテンツを市場に売り出すかを決める必要があります。
NFTゲームは非常に市場規模が大きく、2021年だけでも1,800億ドル(約20兆円)に達しました。
本記事で紹介する「Widiland」は、弊社Relipaが長い時間をかけて研究のうえ開発した代表的なNFTゲームです。
Widilandは、ユーザーがゲームをプレイしながら稼げる仕組みが導入された、架空の惑星が舞台のGameFi (PlaytoEarn – NFTGame)ゲームです。
お客様について
私たちのお客様は、ブロックチェーンとWeb3をメインサービスとしたソフトウェア開発企業です。すでに世界中で20以上におよぶ大小の製品開発を実装してきました。
・事業分野:ブロックチェーン・Web3のソフトウェア
・企業規模:世界規模
お客様の要望
1. 売上と利益の向上
2.大勢のユーザーを確保し、持続的に運用できるNFTゲームの提供
3. 世界のNFTゲームのトレンドにキャッチアップする
4. ユーザーがゲームを楽しくプレイしながらお金を稼ぐことができるゲームの提供
NFT開発プロセス
1. トークノミクス設計&NFT設計
『Widiland』は、バリュエーションを「4億WIDI」に設定。自己資金で21%、IDOで2.5%、取引市場ではないプライベートセールで9.5%、シードパートナーから6%、ステーキングによるリワードが28%、メタバースファンドから15%という構成比(一部)で資金調達を計画しました。
4. トークンリスティング(DEX・CEX)
NFTの場合は、イーサリアムやそれに類似した、スマートコントラクトを有するブロックチェーンで使えるコインでなければならないため、おもな取引所は、『Widiland』のようにDEX(分散型取引所)となります。ゲームプレイヤーや投資家は、自身のウォレットを直接DEXにつないでトークンを購入します。『Widiland』のトークンは「WIDI」で、これを使ってゲームに参加したり、NFTを購入したりすることができます。
2. Marketing・コミュニティービルディング
NFTプロジェクトをローンチするためには、細かなマーケット調査も欠かせません。コンテンツの内容や価格帯から、ターゲットの年齢や性別、立場、行動履歴などを設定したり、重点的に普及を目指す国や地域、その方法などを詰めたりしていきます。
『Widiland』は、Twitter、Facebook、Instagram、YouTube、Discordを使ったプロモーションと集客を行っています。
5. NFT初期販売
NFTゲームでは、IDOの後にキャラクターやアイテム、アクセサリーなどのNFTを売り出すのが主流です。
事前にNFTを初期販売しておけば、プロジェクトへの注目度が高まり、ゲームがリリースされた際に、NFTの売買取引がより早く活発に行われると期待できるからです。
3. 資金調達
トークノミクス設計とピッチデック(事業計画書)をもとに、実際にNFTプロジェクトを運営するための資金を集めます。
『Widiland』の場合は、最初に戦略的パートナーにトークンを売って資金を集め、つぎにプライベートセールでさらに協力企業から資金を募り、その後にDEXでIDOを実施。それぞれ、2〜3ヶ月ほどのブランクをあけて実行し、合計で約1.9億円の調達に成功しました。
6. プロジェクトの本番リリース
主役であるNFTプロダクトが、滞りなく想定通りにリリースできるのか、入念に確認することが大切です。また、広く信頼を集めるためにも、目先の利益に走らず、長期的な運営ビジョンをもつことも忘れてはなりません。現に『Widiland』も、2022年5月末にβ版チャプター1が完了し、マーケットプレイスやDeFi機能(ステーキング・ファーミング・トレジャーハンティング)を追加しました。
テクノロジー
- BSC
- Solana
- ExpressJs (Node.js)
- Hardhat (Solidity)
- Openzeppelin (Solidity)
- NextJs
- スマートコントラクト:Solidity、Solana
- バックエンド:NodeJs
- フロントエンド:ReactJs
- AWS :
NFT初期販売で、33,000リクエスト/秒で対応できたインフラ
ランニングコスト : ピーク時期:200万円/月 安定時期:50万円/月 - Moralis: 現時点で最も人気のあるNFTゲーム開発ミドルウェアプラットフォームです。 DAppsをプラットフォーム上で数分でkk簡単に開発できるという完成された仕組みがあり、7000アプリ以上のNFT ゲームのプロジェクトが「Moralis」を活用して開発されています。
Relipaの対応範囲
1/ 業務設計・ビジネス全体管理
2/ 資金調達
3/ トークノミクス設計
4/ マーケティング・コミュニティビルディング
5/ IDO・NFT初期販売・トークンリスティング
6/ ブロックチェーン・Web周り開発: ゲーム開発に関して、パートナーが対応しています
開発成果
Widilandはリリース以来、世界中のユーザーから歓迎され、大変な人気を博しています。
下記がその具体的成果となります。
WidiLandゲームの機能
・NFT初期販売
・NFT定期販売
・Staking
Token staking
NFT staking
・Liquid Farming
・Treasure Farming
コミュニティへの影響
チーム体制
・PM(プロジェクトマネージャー):1人
・開発者:4人
・ テクノロジーリーダー:1人
・コミュニケーター(Comtor):1人
・テスター:1人