2022.08.18

レリパの高い技術力とコミュニケーション力にオフショア開発への懸念が払拭!

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この度、レリパに『Gate.』と『The Success』の開発をご依頼いただいたLEEWAYS株式会社(東京都渋谷区)の執行役員CTO・神谷様にインタビューをさせていただきました。 LEEWAYSは、不動産テックサービスを開発・運営する不動産テックコンサルティング会社です。その事業内容や開発までのプロセス、レリパにオフショア開発をご依頼いただいた理由や経緯などについて詳しくお聞ききしました。

コロナ禍で不動産テックサービスがますます好調に!

神谷様のご経歴を教えていただけますか?

今は、LEEWAYS株式会社で執行役員CTOをしております。会社との出会いは、元は自分の会社を経営していて、その取引先として LEEWAYSを支援しておりましたところ、前任のCTOから業務を引き継ぎたいとオファーを受けまして、それを引き受けて今にいたります。

元は、製造業の研究者でした。そこからIT系のデータ分析の会社に転職したのが29歳の頃です。その後、ITのスタートアップで指輪型のデバイスを作る会社で働きました。ファームウェアや組み込みのソフトウェア開発、 WEBサイト開発、 WEBアプリケーションの開発などをエンジニアとして経験しました。

LEEWAYSは不動産に関連する事業を運営されていますが、業務内容について簡単にご説明いただけますか?

LEEWAYSは、すべての不動産業者様にデータ化に基づく客観的な分析ができるプラットフォームを提供しております。不動産業者はもちろん、そこに融資を行う金融機関様にも導入実績がございます。

不動産業事業者、金融機関様、それからエンドの投資家様の間の不動産取引をデータの分析によって客観的に評価できることを目指してプラットフォームを提供しております。

2020年以降のコロナ禍での影響はありましたか?

むしろポジティブな影響の方が大きかったと思います。

従来は対面でのやり取りが主流でしたが、コロナ禍によりオンラインでアプリケーションを導入してお客様とやり取りをするという商習慣ができてきました。

そこで、御社にも作っていただいた弊社のアプリケーションで生成したレポートを、不動産事業者様が、エンドの投資家に向けて送付した上でWEBでの商談をする、という使い方をしていただいております。WEBでの商談ができることで、新たなお問い合せをいただくという機会も増えています。

この度、レリパには、『Gate.』と『The Success』の開発をご依頼いただき、ありがとうございました。それぞれの案件について詳しくお聞かせください。

はい。まず弊社のプロダクトである『Gate.』の開発には、2019年から関わっていただいています。『Gate.』は、データに基づく分析ができるようにするために、『Gate. Investment Planner』というプロダクトと『Gate. Market Survey』という、どのエリアにどれだけの不動産があって、どういう人たちが住んでいるかという地図ベースで統計的な情報を確認できるプロダクトを合わせてご提供しています。

仕組みとしてはSPA(シングルページアプリケーション)で作られていまして、バックエンドはPython、フロントエンドはJavaScriptという構成になっています。バックエンドは弊社が担当、御社(レリパ)にはフロントエンドのアプリケーションを作っていただきました。

もう一方の『The Success』に関しては、弊社のクライアントである鉄道系の不動産会社様と共同で作成いたしました。鉄道会社は、沿線に土地を所有しておられ、それらを使って沿線周辺を発展させたいという思いがあるので、その周辺の不動産取引に非常に積極的です。その不動産会社様が、お客様へのアプローチや、新規顧客を獲得する場面で、マーケティングのツールとして使用するのが、『 The Success』です。

『Gate.』と『The Success』の開発を始めたきっかけは、どのようなことだったのでしょうか。

『Gate.』は、私が途中入社した時にはすでに存在していました。弊社の代表が、データに基づくプロフェッショナル向けのツールを作りたい、との考えで『Gate.』を作りました。

私の前任のCTOは、消費者向け取引のプラットフォームを作りたいという気持があり、『Gate.』を作っていました。ただ会社としては、そこまでいきなり一足飛びにいくというよりは、まず金融機関や不動産会社などを巻き込んで、そこからビジネスを広げようという考えになりました。ちょうど私が途中入社したタイミングで方針が転換され、不動産や金融機関といったプロフェッショナル向けにツール提供をおこなうかたちで、B to Bにフォーカスするようになったのです。

『The Success』については、DXコンサルティングというかたちで新しいものを導入したい、というお客様からのご相談がきっかけでした。弊社のDXコンサルティング部門がご相談に乗っていく中で、DX推進のための一つの打ち手としてクライアントと合意し、開発にいたりました。

高い技術力と安さで、オフショア開発はレリパに決定!

レリパに発注なさる前にオフショア開発を利用した経験はございましたか?

LEEWAYSは、オフショアの経験はないと思います。私自身も直接経験はなく、過去に在籍していた会社で多少はありました。内容としては、同僚から「大変だった」と聞いていました。そのため、正式に取引を開始するまでは、まずは試しでやってみようという感覚だったのです。

なぜ今回オフショア開発を利用されたのでしょうか?

ドゥックさんがすごく話しやすくて、まず相談してみたいという気持ちを起こさせる人柄のため、フラットな気持ちで色々な話を伺いました。その中で、日本の開発業者に比べて安く作っていただけるという話を聞いたり、オフショアは、コミュニケーションが大変と聞いていたのですが、ドゥックさんとのやり取りで、まったくそのような支障はなく、むしろすごく真面目で嘘のない方なので、信頼して任せてみたいと思いました。

コミュニケーション以外の懸念はありましたか?

特にありませんでした。まずは試して、もし問題があればその時に対処しようと柔軟に考えてスタートしました。

オフショアパートナーを選ぶ際の基準はありましたか?

技術力と見積ですね。実際に見積をお願いすると、とても丁寧でした。そこで好感が持てました。

実際にレリパと仕事をするなかで問題はありましたか?

日本語の表現は気をつけないといけないという点は多少ありました。基本的には、すべて文字ベースで記録に残すかたちでやりとりをしていますので、後で見返して、各自が、いつどんなことを言っていたのか、という確認をしやすくしました。

文字に残さずに会話だけだとおそらく上手くいかないと思います。その点、弊社ではGitHubを使って、イシュー上でやり取りをしており、御社のブリッジエンジニアの方にも、ベトナム語を日本語に、日本語をベトナム語に翻訳していただき、大変助かりました。

レリパの仕事ぶりやサービスでご満足いただいた点はございますか?

まず、レスポンスが早いですね。本当にエンジニアを介した翻訳がなされているのか、と思うくらい早かったです。

弊社側でやっていただきたいことをGitHubでイシュー化して登録し、そのイシューを解いていただくことを御社に依頼するのですが、そのイシュー化作業が追いつかないくらい早かったです。そのため、こちらもどんどんイシューを作っていかなければなりませんでした。

他に成果物について問題がありませんでしたか?

正直に申しますと、動くものは作っていただきましたが、中長期でメンテナンスする上では、弊社側のレビューが必要だと思いました。とりあえず表面的には動くのですが、内部を見ると、あるパターンで動かなかったということがあり・・・その辺りの影響範囲を調査いただいて、問題がないように作ってほしいという希望はあります。たしかにその影響範囲をすべて挙げるのは難しいと思うのですが、影響範囲の調査、テストの自動化をお願いをし、ご協力いただいてて、現在はだいぶ良くなっていると感じてます。

レリパが今後改善すべきだと思われる点はございますでしょうか?

中長期メンテナンスの部分には力を入れていただき、影響範囲の調査では、どういう調査をしたかや、どういう観点での調査が必要かを具体的に挙げていただけると大変ありがたいと思います。

また、弊社側の要件を決める際に、けっこう時間がかかってしまっています。最上流はどうしても弊社が行わなければいけませんが、それを実際に細かいイシューに落とし込む、例えば設計をするといったことも、もっと踏み込んでご協力いただくとありがたいですね。すでに、ご提案はいただいていますが、弊社側の体制の問題もあるので、互いに相談しながら、今後はもっと良い開発体制を作っていければ、と思っています。

オフショア開発成功の鍵は“寛容さ”

最後になりますが、オフショア開発成功の鍵は、どこにあると思われますか?

寛容さだと思います。というのも、細かい点のニュアンスで、理解や認識がズレるところがあって、例えば日本語でわかりにくい表現があった場合に、誤訳の可能性があるのですが、そこを責めないということですね。いちいち面倒くさがらず、それくらいは当たり前だと知って、逆にわかりにくい表現をよりよく伝えるにはどうすれば良いかを、相手(オフショア開発業者)にだけ求めるのではなく、自社も努力、改善するという姿勢が必要です。

わたしの場合は、くどいくらいに「それ」「あれ」という指示語は避け、省略語もなるべく使わずに翻訳しやすい表現を意識しました。違いを認め合って、その差を埋める努力が双方に求められると思います。

本日はお時間をいただき誠にありがとうございました。