2021.06.17

“今後も追加開発やアプリ開発をお願いしたい”オフショア開発を初めて利用したご感想

“いい空気”を創造することで、より良い社会作りに貢献していきます”というコンセプトで、ニオイの問題解決に取り組んでいる株式会社カルモア。

ノイバイ空港で脱臭システムを運営し、ホーチミン市に代理店をしています。ベトナムには複数の案件がありますが、ベトナムオフショア開発を利用した経験は今回がはじめてです。

レリパはSyulipの開発をお手伝いさせて頂いております。今回は開発のご依頼をいただいたカルモアの本間氏に、 Web開発もオフショア開発未経験の中でどのようにプロジェクトを進行させ、無事リリースを成功させたのか、など詳しく伺いました。

日本酒がもっと好きになってもらうというような取り組みをやっている

Syulipはどんなプロジェットか、詳しい教えてください。

日本が誇る、日本の飲食文化の一番愛好みたいな日本酒なんですけれども、Syulipは日本酒を飲むライトユーザー、あまり日本酒を飲んでいない人たちに向けて、飲むきっかけにつながるコンテンツ配信をしているプラットフォームです。

具体的に言うと、全国の日本酒の情報だったり、後はそれに関する記事ですね。動画とコンテンツを使って、日本酒を飲むきっかけという提供するコンテンツを提供するプラットフォームです。

で、我々が考える新しい取り組みというか日本酒を飲むきっかけというのがいくつかあります。一つはSyulipポイントというサービスを開始しました。そのポイントは日本酒を飲むごとにユーザーにSyulipポイントというものを提供するんですけども、Syulipポイントを使って、例えば社会課題を解決するNGOとかNPOに向けて気軽に寄付出来るような枠組みになっています。今までその味が美味しいとか興味があるから日本酒をもっと調べようというユーザーが多かったですけれども、私たちは接点を差別化いたしまして、社会に対して何か良いことをしたいという人が日本酒を飲んで、日本酒がもっと好きになってもらうというような取り組みをやっている会社でございます。

あとはですね、今ちょっとコロナでなかなかできないですけれども、オフラインのイベントだったりとか、オンラインのイベントだったりの会社として、多くの日本酒のファンを獲得したいという風に考えています。

https://syulip.com/

初のWeb開発、初のオフショア開発!

消臭剤をご提供されていますが、酒のWebを開発したい理由は何ですか?

私自身としてWeb開発自体が初めてでして、SNSをやっている部署あるんですけれども、その人たちにアドバイスもらいながら今回開発したという流れになっています。

私自身はすごい日本酒が好きだというのもありますし、あとは海外で3年程生活したんですけれども、その時にですね、なかなか日本酒を手軽に飲めなかった。

日本酒にあまり興味がない人に対して広めたいなあという風に思ったのが一番きっかけですね。

その思いを今カルモアの会長に相談したところ、まあそれであれば、一回カルモアに戻ってきて、そのSyulip事業を立ち上げたらいいんじゃないかというところで始まりました。

御社としては初めてのオフショア開発になりますが、課題やチャレンジすることはありますでしょうか?

そうですね。一番すごく不安でしたが、トゥエンさんが営業の窓口になって頂いて、しっかりですね、レリパさんの方で出来ること出来ないことをご説明頂いて、なおかつスピードが速かったので、オフショアの初開発を決断しました。

日本企業やフリーランサーではなく、ベトナムオフショアを決めた理由を教えてください。

一つはレスポンスの速さです。レスポンスの速さが一番好印象ですね。コストに関していうとレリパさんがすごく低いですね、コストメリットのあるもので提案して頂いたんですけれども、フリーランサーと比べるとそこまで大きく下がらないのかなという風に考えています。

開発がスタートしたのはいつからですか?

レリパさんと契約したのは2020年の8月です。私どもの方でマーケティングを含めて、開発をスタートしたのは2019年10月ごろだったかなと記憶しました。

どんな契約形態を選びましたか?なぜその形態ですか?

請負にした理由ですね、開発するものがもうはっきりしておりましたので、ラボ型よりも請負でこのプロジェクトをお願いした方がいいと思っていました。

どんな体制で進められましたか?

カルモアでは、私、本間がメインで担当しております。私の下にカルモア社内でサポートが2名いまして、出来上がったものを操作して頂くそのテスターの形ですね、1名用意して、3名から4名体制でカルモア側はプロジェクトを進めました。

レリパさん側はフィさんがブリッジエンジニアとして付いて頂いて、向こうは何人エンジニアがいたかちょっと私も定かでないですけど、おそらく2名くらいの体制でした。

ベトナムのチームとのやり取りはどのようになさいますか?

基本的にやり取りはチャットワークを使ってやり取りをしております。プロジェクト期間の間ですね、週2回スカイプを通じてフィさんトゥエンさん私でミーティングを行っておりました。

オンラインのミーティングですね。

コミュニケーションは99%日本語

レリパとのやりとりは日本語でやっているのですか?

はい。99%日本語です。

文化やコミュニケーションで心配することはありますか?

そうですね。文化というかそのオフショア自体の開発が初めてでしたので、その海外の方々と働くというものにはまあ抵抗はありませんでしたが、どのように進めていったら良いのか、プロジェクトを進めていく中で分かったことが幾つかありました。一つはやっぱりお願いするその仕事をしっかり仕様を固めないと開発する方も困りますし、私が求めているものも分かっていないし、というところは進めていく中で学びました。

今回Webの開発ですので出来上がったものがもう分かるのじゃないですか。

そこで出来上がってきたものが違えばここが違いますよという指摘が出来ます。コミュニケーションにいてはベトナムの方々は日本語が第一言語ではないので、ニュアンスが違うことは少しはありました。しかしそれほど心配することはありませんでしたね。

今後もオフショア開発を選び、レリパを他社に紹介したい

コロナは貴社のWeb開発へ影響を与えましたか?

そんなに大きく変わってないかなあという印象ですね。もともと私たちはいわゆるそのテレワーク、会社に行かなくてもお仕事をしている部署なので、そんなに大きく変わっていないですね。ただその会社全体としてはWeb開発だけではありませんが、我々とオンラインで完結する仕事が増えてきました。ITの予算は増えてきたと思います。

今回のプロジェクトが終わった後、別の案件でオフショアを利用するつもりですか?改めてレリパと協力して頂きたいですか?

今後追加開発もお願いしている部分もありますし、後はアプリケーションの開発も見せていますので、そこは一緒にやっていきたいです。

なお、レリパを他社に紹介したいという風に思っています。スタートアップで始める人がいたら、一番紹介したいと思っています。

本日はお忙しい中ありがとうございました