ブロックチェーン領域でレリパが選ばれる理由!理解力とスピードに優れたオフショア開発パートナー

この度、レリパが継続的に開発支援をさせていただいている株式会社ORADA の代表・ 藤野 周作 様 に、ブロックチェーン領域での開発エピソードや、レリパとの協業について率直なご意見を伺いました。
ORADA 様は、日本文化を世界へ発信するNFTマーケットプレイスを運営し、暗号資産・Web3領域で独自の存在感を発揮されている企業様です。
株式会社 ORADA 設立の背景と事業内容
初めに、藤野様にご経歴について伺いました。
私はもともとファミリーマート本部で法務・経営企画・新規事業創出などを担当し、景表法関連業務や原材料トレーサビリティ改善などに携わっていました。消費者庁による行政処分案件の担当として「商流・物流における透明性の重要性」を痛感した経験が、ブロックチェーンに強い関心を持つ原点になっています。
その後、フィンテック領域に進み、電子マネーや資金移動サービスを含む決済ビジネスの立ち上げを行いましたが、既存金融インフラを使う構造的な限界に課題を感じ、ブロックチェーンこそ次の金融インフラだと確信しました。
そこで、世界三大暗号資産取引所の1つ OKCoin Japan にCOOとして参画し、暗号資産交換業の登録から、販売所・取引所・ステーキングなどのサービスを立ち上げました。
2021年には、日本文化を世界に届けるNFTマーケットプレイスを作りたいという思いから、 ORADA を設立し、現在は NFT 事業に加え、複数のトークンプロジェクトの責任者としても事業開発を行っています。
ORADA 様は2022年にNFTマーケットプレイスをローンチし、落語、書道、工芸など、伝統文化の第一線で活躍する作家とのコラボを実現し、国内外にファンを広げ続けています。
過去にオフショア開発を利用した経験はありますか。
はい、過去にもオフショア開発を利用した経験があります。
オフショアのメリットは、コスト効率 と リソースの確保・拡張性 です。暗号資産領域は高度な技術が必要なので、外部の協力は非常に重要です。
ただし、ポイントは「社内にコミュニケーションできる担当者がいるか」「要件管理や運用ルールを自社で整えられるか」だと思います。 これらが整っていないと、品質のばらつきが出てしまいます。
その点、レリパは理解・提案・コミュニケーションすべてが整備されており、プロジェクト不可が極めて低いので、安心して任せられるパートナーだと感じています。
これまで複数の案件をご一緒させていただきましたが、継続してご依頼いただいている理由を教えていただけますか。
まず、レリパは理解力が抜群に高いです。
我々のプロジェクトが何を目指しているのか、背景やビジョンをきちんと理解した上で、リスク抑制やコスト最適化の提案もしてくれます。このあたりのフィードバックが非常に的確です。
また、スピードと柔軟性も大きな理由です。短期タスクにも長期プロジェクトにも柔軟に対応してくれます。
さらに、ステージング環境での検証やドキュメント整理などの品質管理が徹底されており、、信頼につながる取り組みが多いです。
単なる「外注先」ではなく、「一緒に課題を取り組むパートナー」という姿勢が継続依頼の決め手です。
初回案件と比べて、レリパ側の成長・改善を感じた点はありますか。
初期と比較して、要件整理の精度とコミュニケーションの効率が大きく向上していると感じます。プロフェッショナルな仕事の進め方になってきており、信頼性がますます高まっています。
今回レリパを依頼した案件についてちょっとお聞きしたいですが、それはどのような案件なのか、案件の内容を教えていただけますでしょうか。
今回は 「NFT QR Connect」 という、イベント参加者にNFTを 暗号資産やウォレットなしで受け取れる 配布システムの開発をお願いしました。
QRコードを読み取るだけで、「ほぼワンタップ感覚でNFTを受け取れる」仕組みを実現していただき、非常に満足しています。
また、位置情報(GPS)判定やシリアルコードによる一回限りのNFT発行、特定条件で付与されるスペシャルNFTなど、従来のNFT配布にはない細やかな条件設定を実現した柔軟なシステム として開発いただきました。
今回のプロジェクトはブロックチェーン領域でしたが、レリパの技術力や理解度についてどのように感じましたか。

非常に高いと思います。
複数のチェーン(Polygon、Ethereum、Cardano)に関する理解が深く、プロトコルやアーキテクチャ、トランザクションの構造まで実務レベルで把握しています。提案力も高く、セキュリティや構造のリスクについて事前にアドバイスしてくれるため、大変助かっています。
セキュリティ、スケーラビリティ、トークン設計など、特有の課題がありますが、レリパは十分対応していました。問題が発生した際の反応も早く、安心感がありました。
ブロックチェーン特有の難しさ(セキュリティ・スケーラビリティ・トークン設計など)に対して、レリパの対応はいかがでしたか。
課題に対して十分に対応していただきました。問題が起きた際でも反応が早く、安心して任せられました。
レリパの開発スピードが、今回のプロジェクトにどのようなメリットや効果をもたらしたとお考えですか?
レリパのスピードは本当に価値があります。
市場への早期リリースにつながり、開発期間が短いことで内部コストも削減できました。
リリース後の改善サイクルも早く、スピードと品質・セキュリティが両立している点は特に素晴らしいです。
レリパは御社のプロジェクトのリクエストに応えられたと思いますか。
はい。毎回しっかり応えていただいています。
成果物の品質も高く、ドキュメントもしっかり整っており、コミュニケーションも明確で非常に助かっています。
問題が発生したときも迅速に解決できます。また、技術力も高く、複数のチェーンに対応できる点は大きな強みだと思います。
今後、レリパに改善してほしい点があれば教えていただけますか。
満足していますが、強いて言えば、仕様書やテスト結果のフォーマットを統一していただけると嬉しいです。
また、PMのザンさんを高く評価しており、同じレベルの方が増えるとさらに安心できます。
デザイン面では若干文化の違いを感じる部分があり、ニュアンスを伝えることに苦労しました。
要するに、オフショア開発を利用する上で特に重視すべき点は何だと思いますか。
やはりコミュニケーションです。
単に「返事が早い」「対応が丁寧」というレベルの話ではありません。
より本質的には、「依頼した内容をどう理解したのか」を双方がすり合わせ、誤解をなくすこと がプロジェクト成功の鍵になります。
その点で、レリパは非常に優れていると感じています。
例えば定例ミーティングでは、事前に議題が整理されて共有されるため、準備時間を確保でき、意思決定がスピーディです。ミーティング終了後には、議事録がその日のうちにまとめられ、次のアクションが明確化 されます。さらに、それを踏まえて 仕様変更や開発要件の修正ポイントが文書化され、曖昧さが残らないよう再共有 されます。
この一連の流れが「毎回当たり前に」行われることで、「言った・言わない」「解釈のズレ」「仕様の抜け漏れ」といった、オフショア開発でよく起きる問題がほぼ無くなります。
また、開発の進捗管理も常に可視化されています。チケット管理・タスクボード・日次の進行報告などを通じて、どこまで進んでいるか、何が課題か、次に何を判断する必要があるか をリアルタイムに把握できます。
QAも非常に丁寧で、疑問点や仕様確認は必ず文面として整理され、双方の理解が一致した状態で開発が進行します。あとから振り返ったときにも、「なぜこの仕様になったのか」の経緯がすべて記録に残っており、保守や追加開発が非常にやりやすい構造になっています。
まとめ
ORADA 様は、日本文化とWeb3を融合する革新的な事業を展開しており、レリパはその挑戦を技術面から支援させていただいています。
理解力、提案力、開発スピード、品質管理、そしてパートナーとしての姿勢を高く評価いただき、複数プロジェクトにわたり継続してご依頼いただいています。
レリパは、今後もブロックチェーン技術と開発力をさらに強化し、 ORADA 様のビジョンの実現に貢献してまいります。
本日は貴重なお話をいただき、ありがとうございました!
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