2022.01.13

オフショア開発3度目で初めて満足!レリパはスピードと提案力が抜群!

この度、ソフトウェアやアプリの研究・開発・販売などを手掛ける株式会社クォ―ドの代表取締役 桑山達郎氏にインタビューをお願いしました。

桑山氏は、大学を卒業後、日本ヒューレット・パッカード株式会社に就職。お客様により近い位置で仕事をしてみたいとの思いからソフトウェア開発会社に転職、約10年勤務した後、2011年2月に株式会社クォ―ドを起業しました。

今回、レリパは、クォード様より「RELOアプリ開発」「OpenSeaクラウドセールス」「GTVプロジェクト」の3つの案件をご依頼いただき、すべて予定通りに完了することができました。そこで、オフショア開発についての率直なご意見やレリパの仕事ぶりなどについて詳しくお伺いしました。

※案件についての補足説明

RELOアプリ開発…スマホアプリの開発でクライアントからの大幅な仕様変更があり、iosへの対応は可能だったものの、Androidについては手が回りませんでした。大きな変更にもかかわらず納期は変わらなかったため、サポートをレリパにご依頼。予定通り納品できました。

OpenSeaクラウドセールス…NFT(Non-fungible-token)」の販売案件を受注したものの、ブロックチェーン業務は未経験のため、知見のあるレリパに協力依頼。無事NFTの販売を果たして収益化に成功されました。

GTVプロジェクト…クライアントより、10年前に開発されたJavaのシステムの機能追加を依頼されたものの、国内では対応できる業者がないくらい古いため、レリパに調査依頼されました。結果、機能追加可能と判明し、無事納品、問題なく稼働しています。

過去のオフショアでは言語と文化の壁に苦労!

レリパより前にオフショア開発を利用した経験はおありですか?

はい、2度あります。一つが、国内オフショアです。5~6年ほど前で、当時はオフショアとかニアショアという言葉はなく、今で言うニアショアかもしれません。東京ではなく地方の日本企業だったのですが、実際に動いているのはそこから委託されたシンガポールの方たちでした。その時は、「半分成功、半分失敗」といった感じでした。

というのも、日本対日本は言いたいことは通じるのですが、その方がシンガポールとの橋渡しが今ひとつ下手で。たしかに、注文と近いものができるのですが、求めているものとは違うので修正していただく、というやり取りを何回か繰り返してしまって、ちょっと苦労したという経緯がありました。

もう一つは、インドの会社でオフショアをさせていただいたのですが、この時は、カウンターパートがインドの方で、やり取りは基本的に英語でした。コミュニケーション上は、英語で問題なかったのですが、インドの文化なのか、お願いをすると超速いのですが、1個作ると次の1個はデグレ(デグレード=品質が低下すること)みたいな。「これ、テストしたのかよ!」みたいなものが納品されてきてしまって、テストフェーズではちょっと戸惑ってしまったな、という経験があります。

シンガポールは言語、インドは文化の壁があったのですね。

そうですね。

オフショア開発パートナーに望む条件は何ですか?

そうですね。英語ならコミュニケーションは取れるので問題ないのですが、やはり日本の文化を理解してもらえるかですね。日本企業は細かいので、そこをオフショアでも理解して吸収してくれる体制があると、とてもいいなぁと思っています。

ソフトやアプリの開発は、仕様通り作って、納品をして、こうして良かったよねとなって、みんなが幸せな思いができるのが理想だと思います。しかし、世の中は往々にしてそうはならないので、途中で「やっぱりこうした方が良かったよね」という形でやむを得ず仕様変更することもあります。それでも、そのあたりの事情をよくご理解いただいて開発を進めていただける体制があると、とても助かります。

オフショア開発会社への懸念事項があれば教えてください

そうですね。懸念というのはとくにはないかな。御社(レリパ)は、東京都渋谷区にオフィスを設けられています。日本では開発を再委託する場合、その相手先をお客様に提示するのが一般的ですが、それがシンガポールだったりインドだったりすると嫌がられます。でも、御社の場合は、日本の住所が書けて、実際に日本にオフィスが存在すると証明できるので、懸念はありませんでした。

品質のうえで心配なことはありましたか?

私の場合は、もし依頼したものと違う結果が返ってきても、性格的に自分の伝え方が悪かったのかな、と思う方なので。「こうしてください」と再度修正をお願いするようにしているので、あまり品質への不満はないです。

ただ、オフショア全体でいうと、こちらの意図しているところがきちんと伝わらないと、品質は落ちますね。

開発がスピーディーで提案力が抜群のレリパで良かった!

弊社をお選びいただいた理由を教えてください

まず、日本の大学出身とお聞きして、コミュニケーションが日本語で出来るという点ですね。また日本人は、仕様などについても細かい面がありますが、そんな文化をよくわかってくださり、通訳の方も入れていただいてやり易いと思ったのでお願いしました。

レリパのサービスやスタッフの対応でご満足いただいた点は?

はい、基本的に大変満足しています。コミュニケーション能力が高く、実装までのスピードもとても速かったです。また、開発についてこちらが考えていた方法ではなく、「こうしてはいかがでしょう」と逆にご提案いただいたので、その点もとても満足しています。

レリパが今後、改善すべきと思われる点があれば教えてください

通訳については、プロジェクトによって換わるのではなくて、各会社に対して同じ方が担当してもらえると、事情をわかっていただいているので、色々と気軽に相談しやすいと思います。プロジェクトによって通訳が変わると、こちらもその方に合わせなければならなくなるので、若干面倒くさいと思います。

あと、細かい話ですが、見積をいただくと、毎回微妙に間違っているので、正確なものを上げてもらって一発で発注を済ませたいと思いました。

今後、新たな事業展開や事業拡大をお考えですか?

弊社は、基本的にお客様から「このシステムを作って欲しい」と依頼されたものに応える受託開発なので、新たな事業については、お客様次第というところがあります。

ただ、現在、日本では新型コロナの影響が落ち着きつつあるなかで、お客様の2022年度のご予算がだいたい固まってきています。この2年間思うように動けなかった分、それをとり戻そうとする動きが強く、我々も大型システム開発を受注する機会が増えています。

今回のもの以外にも、レリパがお役に立てる案件はございますか?

うちもあまり大きな会社ではないので、大型プロジェクトが動き出すと、おそらくリソースが足りなくなります。その際は、御社に助けていただけると助かるな、と思います。

レリパが貴社の事業成長にどのようなお手伝いができるとお考えでしょうか?

会社が成長するためには、当然、売上を増やさなければなりません。と同時にいままでかかっていたコストをいかに減らすかが、成長戦略の基本です。今まで依頼していたパートナーの日本企業に比べて、オフショアで御社のようにコストを抑えて開発してもらえるなら、そこは大きく貢献していただけるポイントだと思います。

本日はお忙しい中ありがとうございました!