オフショア開発に大満足!レリパは今後の成長に欠かせない存在!
この度、レリパが、「教育系グッズ販売のEC-CUBE」の開発案件についてお手伝いさせていただいた『株式会社エマージ(東京都新宿区)』の代表取締役・平田雅行様と取締役・藤原裕章様にインタビューさせていただきました。
お二人はもともと同じ通信販売会社でシステム開発を担当するエンジニアでしたが、その経験を活かして、2004年に株式会社エマージを立ち上げました。以後、通信販売システムの開発やECサイト構築に特化した受託会社として経営を続けてこられました。
今回レリパが協力させていただいた案件を通じ、初めてのオフショア開発に対してどのような感想を持たれたのか、また今後レリパに期待することなどについて直接お話を伺いしました。
「空き家をセカンドハウスにリノベーション!」
エマジ―様は、ECサイトの構築やWeb開発のお仕事をなさっていますが、コロナ禍以降、最近の状況はいかがですか?
平田氏:新型コロナウィルスが流行り始めた2年前くらいには、一旦受注が落ち込みました。もともと決まりかけていた案件が、お客様の業績悪化にともなって、プロジェクト自体がなくなるといった影響がありました。
ただこの1年くらいは業績も戻ってきて・・・お客様のECに対しての投資額が増えてきているのかな、と感じています。それに伴って、弊社でもそこそこ規模感がある案件が受注できるようになり、順調ですね。
さて、今回はレリパに「教育系グッズ販売のEC-CUBE」の案件をお任せいただき、誠にありがとうござしました。この「教育系グッズ販売のEC-CUBE」について、どの様な案件だったのか詳しくお伺いできますか。
平田氏:大手教育サービス運営会社(東京都品川区)という親会社(持ち株会社)がありまして、関連するグループ会社がいくつかあります。従来、そのグループ会社が個々で商品やサービスを販売するサイトは存在したのですが、この度、そのグループを横断したセレクトショップを立ち上げたいとのご要望をいただいて、ECサイトを立ち上げました。
レリパに発注していただく前に、オフショア開発の経験はございましたか。
平田氏:中国とモンゴルとはお仕事をしたことがあるのですが、その時は、企業対企業というよりも、あくまでそれらの国で働いているプログラマーさんに対して依頼をおこなったかたちだったので、今回のように正式にオフショア開発でプロジェクトを展開したのは、初めてです。
オフショア開発は、モンゴルでも中国でも、それからインドやフィリピンでも行われていますが、今回はなぜベトナムだったのでしょうか。
平田氏:そうですねぇ。もともと、ベトナムという国自体が日本との相性が良いという点と、私どもの周りにもベトナムの開発子会社を展開している企業がたくさんありました。その中で(レリパと)共通の知人からベトナムの会社をご紹介いただいたのがきっかけになります。
初めてのオフショア開発で、心配な点はありませんでしたか。
平田氏:まずは、日本語、コミュニケーションについてですね。正確に意思の伝達ができるかな、というのが不安だったのと、初めてのオフショア開発で、どういう仕事の振り方(依頼の仕方)がいいのかも不安があり、藤原とともにたくさん検討して、形を作っていきました。
日本語、コミュニケーションについてですね。正確に意思の伝達ができるかな、というのが不安だったのと、初めてのオフショア開発で、どういう仕事の振り方(依頼の仕方)がいいのかも不安があり、藤原とともにたくさん検討して、形を作っていきました。
株式会社エマージ
代表取締役
初めてのオフショア開発は、結果まったく問題はなかった!
藤原氏:今回は受託で任せっきりというのでなく、コードレビューや週1回の定例ミーティングなどがあり、頻繁にやりとりできて問題なかったのですが・・・これが、すべて受託というスタイルだったら、途中経過がどうなっているのかは(わからないかもしれないので)、ちょっと不安だったかもしれないですね。ただ今回は、ラボなのでその辺りは問題なかったと思います。
オフショア開発を依頼するにあたっての条件などはありましたか。
藤原氏:予算ですね。
平田氏:弊社はどうしても受託で仕事をしているので、予算は重要な要因にはなりました。ただ、それ以外は共通の知人からクオリティに関して問題ないと伺っていたので・・・予算以外ではとくに条件はなかったですね。
今回の案件は、レリパ以外のオフショア会社も検討されましたか。
平田氏:いいえ、レリパさん一択でした!
レリパをお知りになったきっかけを教えていただけますか。
平田氏・藤原氏:そうですね。
藤原氏:紹介でなければ、もっと色々と考慮しなければいけない点があったかもしれませんね。
レリパとやり取りする際は、何か気になる問題はございましたか。とくにコミュニケーションなど・・・。
平田氏:はい、特に問題はなかったですね。プログラムの話についても、レリパさんのエンジニアは理解度が高くて問題はなかったです。
藤原氏:翻訳してくださる方も早くて助かりましたね。1日以内にはきちんと(手元に)くるので、タイムラグもなく、質問もスムーズにできました。レリパのエンジニアさんからの質問もスムーズに伺って答えることができました。
品質については、不具合などいかがでしたか。
平田氏:もちろんある程度の不具合は仕方がないと思いますが、いい意味で驚いたのは、テスターさんの仕事が丁寧で、「こんな所まで見てくれるんだぁ」ということもあったりして、品質についてはまったく問題ありませんでした!
契約手続きのプロセスはいかがでしたか。
平田氏:大丈夫でした。スムーズにいきました。ありがとうございます!
レリパのサービスとスタッフに対しての感想はいかがですか。
藤原氏:満足しています。お互いに細かい点まで見られたのがよかったですね。1機能ごとにチェックしていたので、困ったこともその場ですぐに解決できました。すごくやり易かったです!
レリパが今後改善すべきと思われる点があればお教えください。
藤原氏:ディスカッションができないというのが、少しもどかしいなと思いました。レリパのエンジニアさんと私たちの能力というのは、レベルという意味ではなく、領域が異なるので、もっと話し合う時間を増やして互いの良いところをくっつけて一つのものが作れたらいいのではないか、と思うのです。
現在は、一方からの話を受けて、もう一方がそれにしたがって作るという関係ですが、もし私たちが指示の仕方を間違ったり、もっと良い方法があるのに、それが指示できなかったりした場合、ベストの領域までたどり着けていないかもしれない、と思う面があります。
またその逆もあって、開発者側のエンジニアさんが、ベストではないかもしれないけど、提示していただく成果物があって、こちらもそのまま問題に気づけないで受け入れてしまっている部分があるかもしれないとも思います。
だから、もっと直接ディスカッションをして深めていければ、もっと品質の良い・・・いえ、今でも品質はいいんですけどね(笑) 何か、もっとお互いに満足できる高いレベルのものが開発できるのではないかと思います。