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2021.10.05
オフショア開発知識

マッチングアプリの開発費用はいくらかかる?機能別の相場と注意点を詳しく解説!

数ある人気アプリの中でもひときわ注目を集めているマッチングアプリ。今や婚活や恋活中の多くの男女にとって貴重な出会いの場を提供する、なくてはならないツールに成長しつつあります。 

人気のマッチングアプリなら登録者数は数百万~一千万人にも上ります。なぜそこまで人気があるのでしょうか?そして、そんな人気マッチングアプリを開発するにはいったいいくらくらい開発費がかかるのか?気になりますよね。 

そこでこの今回は、人気マッチングアプリの機能や開発費用、また機能別の相場、開発にあたっての注意点などについて詳しく解説します。アプリ開発に興味がある方やこれから婚活・恋活市場に参入したいスタートアップの方も、ぜひ参考にしてください。 

恋愛・婚活系マッチングアプリの市場規模は急拡大を続けている!

株式会社タップルの調査では、2018年に386億円だった国内オンライン恋活・婚活マッチングサービス市場は2021年には、768億円となる見通しです。かつては出会い系サイトと印象が重なり、男女の出会いのきっかけとしてむしろ人には言いにくかったマッチングアプリも、今では堂々とカミングアウトできるようになてきました。しかも直接の出会いの機会が急激に減少しているコロナ禍にありながら、マッチングアプリへの需要は逆に輪をかけて増加しています。 

その理由として、マッチングアプリが使いやすくて、安全で、ユーザー目線のきめ細やかな心遣いにあふれている点が考えられます。 

例えば登録人数1000万人以上と国内トップのマッチングアプリ「ペアーズ」は、とてもバラエティに富んだコミュニティが特徴で、「猫好き」や「スポーツ好き」など、1人でいくつでも好きなだけ所属できます。そこからフランクにマッチングできるとあって、すでに20万組以上のカップルが成立。50人に1人が成功した計算になります。ほかにもマッチング前にお試しのような形で気軽にメッセージがやり取りできるのもアプローチのハードルをグンと下げています。 

また、「クロスミー」は「すれ違いの恋」がテーマ。位置情報から近くにいる相手を見つけることができ、「今日ひま機能」で当日でも会いに行けるサービスにより、すぐに恋人がほしい人向けにスピーディーなマッチングをかなえます。 

他にも、バツイチの出会いを強く支援するアプリや年上との出会いを後押しするアプリ、顔認証なしには使えない、などセキュリティ第一を強調するアプリなど、さまざまな特徴や工夫を凝らしたマッチングアプリがあります。 

このように、同じマッチングでもサービスの切り口や操作性などでオリジナリティを発揮して登録人数が増えれば、それだけでもかなりの収益が見込めます。今、日本では結婚年齢がどんどん上昇し、なかには一生「おひとりさま」で良い、と決め込んでいる風に見える人も多いです。しかし、本心はいい人との出会いがあれば結婚したい、離婚経験者でも、もう一度いい出会いが欲しいと望んでいる人は、相当数存在します。 

そして、独り身が多いからこそ手軽でお金がかからず、多くの候補者に同時にアプローチでき、いつでも好きな人に絞れる、など好都合でメリットがたくさんあるマッチングアプリへのニーズは高まる一方です。そんな魅力とポテンシャルにあふれるマッチングアプリの世界には競合も多いですが、それゆえに成功した時の実りも桁違いといって良いでしょう。 

<参考>株式会社タップル調べ:https://www.cyberagent.co.jp/news/detail/id=25710 

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マッチングアプリの機能別開発費用の相場

それでは続いて、マッチングアプリの主な機能別の開発費用相場をご紹介しましょう。(それぞれの費用はあくまで相場の目安のため、開発内容や委託業者によって金額に開きがでることをあらかじめご理解ください) 

【会員登録機能】25~50万円 

マッチングアプリとしてはとても重要な機能の一つが、会員登録です。会員登録するからこそ、真剣に相手を探そうとしますし、きとんとふる舞おうともするでしょう。また、課金機能と連動させれば、おもに男性からは1人あたり月額数千円の会費を徴収できます。 

【検索機能】30〜80万円 

年齢、身長、職業、年収、学歴、居住場所、子どもの有無(or欲しいか)…など真剣に結婚相手を見つけようと思えば、知りたい個人情報は結構たくさんあるものです。そこで欠かせないのが、検索機能。検索機能を使えば、短時間で大勢の候補者から自分好みの相手を絞りこむことができます。これがマッチングへの第一歩になるので、絶対に入れたい機能の一つです。 

【メッセンジャー機能】30〜100万円 

お互いの距離感をグンと縮める役割を果たすメッセンジャー機能。マッチングアプリユーザーの多くは、SNSやLINEを日常使いする人たちと考えて間違いないでしょう。よって、コミュニケーションツールとしてメッセンジャー機能はあって当たり前、なければどうしても具体的な一歩が踏み出せない、という方が相当数いると考えられます。よって、実効性のあるマッチングアプリを目指すなら欠かせない機能といえるでしょう。 

【課金機能】80~130万円 

検索や「いいね」などマッチングアプリ内の人気機能は、ユーザーをうまく誘導すれば課金対象にできます。最初の何回かはログインボーナスとして無料にして、途中からは課金にするのが一般的です。普通なら飲みに行ったり、映画に誘って告白したり、とそれなりに経費がかかるのが当たり前。それを考えれば、課金が特別悪いわけでも高いわけでもありません。むしろ課金に応じることで、より真面目に真剣にアプローチしようとする心理が働くので、アプリ自体の民度もアップするメリットがあるでしょう。 

【お気に入り機能】10~30万円 

SNSやブログ、動画配信の認知度が圧倒的に高くなった現在では、何においても「お気に入り」「いいね」の意思表示がスタンダードになりました。送る側はもちろんですが、送られる側も「いいね」といわれると理屈抜きにテンションがあがります。これがマッチングのあいさつ代わりになるケースも多いので、ユーザー目線で考えると、とっかかりツールとして用意しておくのはとてもポイントが高いでしょう。さほど開発費はかからないので、ぜひおすすめです。 

【ログイン機能】30〜50万円 

マッチングアプリを使っていることを身近な友人や家族にさえ黙っておきたい、という人は少なくありません。そのユーザー心理を考慮すると、ログイン機能の重要度は高いでしょう。何かの間違いで他人にアカウントを覗かれると、決して笑いごとでは済まされないケースも考えられます。マッチングアプリは個人情報の塊です。そこへの配慮は完璧を期す必要があるでしょう。 

【OSについて】 

AndroidとiOSでは、アプリ開発に必要な言語や開発工程が異なるため、ネイティブアプリとして開発するには、それぞれ別々に作成する必要があります。よって両方のOSに対応させたい場合、単純計算で倍の費用がかかります。つまり、ここまでご紹介した機能それぞれの費用相場の2倍の金額が必要ということです。 

しかし、それではあまりに予算が高額になるため、クロスプラットフォーム開発という方法もあります。これは、まったく別の開発環境によりAndroidにもiOSにも対応できるアプリを作成するというものです。この場合、工数はネイティブアプリに比べて半分で済むので、予算を安く抑えられるだけでなく、開発期間も短くて済みます。 

以上がマッチングアプリのおもな機能になりますが、他にもコミュニティやSNS連携、GPS機能、データ管理、ポイント付与など、欠かせないおすすめ機能がまだまだあります。どこまで広げるかは、アプリの目的やターゲット、予算などを考慮しながら検討する必要があるでしょう。 

マッチングアプリの開発費用の算出方法 

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マッチングアプリの開発費用は、先ほどご紹介したように機能別開発費用を必要な分だけ合算すればだいたいの予算は計算できます。ただし、そこにはプロダクトマネージャーなどスタッフやエンジニアの打ち合わせ時の交通費や設備費、光熱費、オフィス代などの諸経費が含まれていないので、その分を見込んでおく必要があるでしょう。 

また、まったく別の角度から説明すると、一般的に多くの開発業者は見積りの際、人月(にんげつorマンマンス)という考えである程度の開発費を概算します。これは、1人のエンジニアが1月稼働するのにかかる費用で、これに人数と工数を掛け合わせて計算します。 

例えば、SE(システムエンジア)なら1人につき1月で40~150万円ほどかかります。この金額の違いは、フリーランスや初級エンジニアか中級もしくは上級エンジニアかによります。フリーランスや初級エンジニアなら安価で済みますが、上級エンジニアなら100万円以上は必要でしょう。 

あとは、依頼者側がマッチングアプリにどれだけの機能を求めるかにより、開発業者が開発の難易度や工数から投入するエンジニアの顔ぶれや人数を決めます。エンジニアには、他にもPG(プログラマー)やテスターもいます。よって、それぞれ人数分の人月に月数を掛け合わせて全体額を算出します。 

マッチングアプリ開発全体の費用と開発費用が高い理由

マッチングアプリ開発は、安く見積もっても400~700万円、高い場合は、800~2000万円超の場合もあります。これを高いとみるか安いとみるかは、さまざまでしょう。しかし、一般的に考えるとアプリ開発の中では高い部類に入るといえます。 

その理由は、マッチングアプリ自体が多くの機能を必要とすること、注目度の高いカテゴリーのため開発費も高騰しがち、そして何より競合が多いため、頻繁に改良・アップデートを繰り返さなければ過当競争に勝ち抜けない、といった点があげられます。競合に負けたくなければ、自社アプリにない機能に人気が出ればすぐにそれをしのぐ機能を追加する必要があるでしょう。すると1つの機能につき少なくとも50~100万円の費用が上乗せされます。 

くわえて数万人規模のユーザーの使用に耐えようと思えばサイバー費用もかさむうえ、そもそも運用を軌道に乗せるには数百万円超規模の広告費も必要です。これらすべてを計算に入れると、マッチングアプリの開発・運用にはかなりの予算確保が必要になるのです。 

マッチングアプリを開発するうえでの注意点

続いては、マッチングアプリを開発するうえでの注意点について解説しましょう。 

開発費用以外の経費も計算に入れよう 

先ほどもお伝えしましたが、マッチングアプリ開発には高額の予算が必要になるケースが多いです。しかも開発費以外で運用後に必要となる経費も決して少額とはいえません。サーバー代、バグが発生した際の修正費用、機能・操作性・画面アップデートにかかる費用、広告費、そしてこれらに比べると微々たるものですが、アプリストア登録費用(Google Playなら1度の登録で25ドル・App Storeなら年間99ドル)も必要です。 

開発業者を慎重に選定しよう

マッチングアプリは進化のスピードが速いため、トレンドの機能やデザインを柔軟に反映 

させる必要があるでしょう。よって、開発業者は、マッチングアプリを開発した経験のある業者に依頼するのがおすすめです。どの様なアプリをリリースした実績があるか、評判や操作性をよく調査しましょう。また、マッチングアプリはリリース後の修正や改善を頻繁に行うことになるので、開発後のサポートも万全か確認しておきましょう。 

セキュリティは万全を期そう

マッチングアプリは、セキュリティが命、といっても過言ではありません。表面的な機能ばかりが話題になりますが、マッチングアプリが問題なく運用できるのは、万全のセキュリティ対策あってこそ、です。個人情報の保護はもちろん、援助交際やサクラ目的など動機が不純な者の徹底排除、登録者の本人確認など、ユーザーの安全確保が何よりの最優先事項です。この点が保証されなければ、多くのユーザーからの登録は難しく、そうなればマッチングアプリとして成り立ちません。逆にセキュリティが万全なら、本気で良い出会いを見つけたい人の場合、少々登録料が高くても喜んでユーザーになってくれるでしょう。 

オリジナリティを出そう 

マッチングアプリは競合が多いため、他にないオリジナリティを打ち出すことが重要です。操作性しかり、画面デザインしかり、もちろん機能しかり、です。恋愛や結婚は真剣であればあるほど、人がもっともセンシティブになる分野の一つです。だからこそ、ユーザー目線に立った痒い所に手が届く、優しさにあふれたサイト作りが求められます。 

審査が厳しいことを知ろう

マッチングアプリは、出会い系サイト規制法による「インターネット事業異性紹介事業」にあたるため、通常のアプリ審査より厳しいのが通例です。もし法律に抵触すれば罰則の対象になるだけでなく、即廃業を命じられる可能性もあります。マッチングアプリは、18歳未満の使用は禁じられているため、年齢確認機能は不可欠になりますし、最近では本人確認を含めるアプリも増えています。安全性を強調して広く信頼を得るためにも、この点は丁寧な対応が求められるでしょう。 

まとめ  

マッチングアプリの開発について、費用の相場や機能、開発にあたっての注意点などを詳しくお伝えしました。 

レリパでは、日本のお客様のみを対象に数多くのアプリ開発を手掛けて参りました。マッチングアプリについても、優秀で親日派のエンジニアが最新のナレッジと技術で誠心誠意開発のお手伝いをさせていただきます。これからマッチングアプリで、婚活・恋活に変革をもたらしたいとお考えのスタートアップの皆さまも、ぜひ気軽にご一報ください。心よりお待ち申し上げております。