システム開発にかかる費用とは?種類別の相場と費用節約の3つの方法を紹介

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システム開発には、大きく分けて人件費と設備費の2つの費用があります。システム開発をすべて自社で行なうと、内容によっては高額な費用がかかることも考えられます。そのため、費用の内訳を正しく理解しておき、カットできる部分は節約していくことが重要です。

そこで今回は、システム開発にかかる費用の内訳と、費用を節約する3つの方法について詳しく解説します。

システム開発にかかるおもな費用の内訳

冒頭でも述べたとおり、システム開発には人件費と設備費の2つの費用がかかります。
まずは、各費用の内訳や相場を正しく理解し、節約できそうな部分がないかどうかを考えてみましょう。

人件費

システム開発にかかる費用のうち、8割を占めるのが人件費です。ただし、開発に携わるエンジニアの熟練度や雇用形態によっても、人件費は大きく変わってきます。
ここからは、人件費の相場を見ていきましょう。

● 上級エンジニア:100万~160万円
上級エンジニアになると、設計の上流工程とされる企画や要求分析段階などを担当するケースがほとんどです。そのため、上級エンジニアはエンジニアなら誰でもつけるポジションではありません。上級エンジニアはプロジェクト全体の責任を負う立場であるため、作業単価は100万~160万円程度です。

● 初級エンジニア:60万~100万円
初級エンジニアは、プログラミングの前段階とされる基本設計やシステム設計などを担当するエンジニアです。初級エンジニアが担当する作業内容は新人エンジニアが行なえるものも多く、作業単価は60万~100万円程度とされています。

● 企業所属のプログラマー:50万~100万円
企業に所属しているプログラマーの作業単価は50万~100万円程度です。数値を見てわかるように、スキルによって人件費は大きく変わってきます。

● 個人事業主や下請けのプログラマー:40万~60万円
個人事業主や下請けのプログラマーになると、作業単価は40万~60万円程度です。フリーランスのプログラマーに依頼した場合は、人件費を抑えられる可能性が高いでしょう。

設備費

設備費には「システム開発を行なうために必要なもの」と「システムそのものにかかるもの」があります。設備費も開発費用には欠かせない費用であるため、必ず内訳を確認しておきましょう。

● システム開発を行なうために必要な設備費
システム開発を行なうためには、パソコン代や光熱費などの費用がかかります。開発するためのオフィスをレンタルする場合は、オフィスレンタル費用も設備費に含まれます。

● システムそのものにかかる設備費
サーバー代やクラウドサービス代などはシステムそのものにかかる設備費です。見落とすことのないように気をつけましょう。

【システム開発の種類別費用相場一覧】

どのようなシステムを開発するかによって、必要な費用は大きく変わってきます。
外注先から見積もりをとって確認した際に「システム開発にかかる費用が高い」と感じることもあるでしょう。その場合には、提示された金額が妥当であるかどうかを、一般的な相場と照らし合わせながら考えることが大切です。

ここでは、種類別の費用相場を見ていきます。

● CMS:80万~400万円
CMSとは「コンテンツ・マネジメント・システム」の略語です。htmlなどをはじめとする、プログラム言語に関する専門的な知識を持たない人でも、製作できるアプリケーションやソフトウェアのことを指します。例えば、代表的なものとしてはWordPressがあり、2005年ごろから広く普及したといわれています。

CMSの開発にかかる費用相場は80万~400万円と、大きな開きがあります。CMSの費用は、Webサイトに実装する機能や規模などによって大きく変わるのが特徴です。
デザインを自社で考えるのか、外注先に依頼してデザイン性の高いものを作るのかによっても、費用面は大きく異なります。魅力があるサイトを作りたいと考えているのであれば、ある程度の費用がかかることは覚悟しておいたほうがよいでしょう。

● ECサイト:60万~400万円
ECサイトとは、インターネット上で自社商品・サービスなどを販売するためのサイトのことです。ECサイトを開発するには、セキュリティや決済機能に関する知識やノウハウも必要になります。

ECサイトを開発する場合は、扱う商品の数やオプションなどによっても相場が変わってきますが、一般的には60万~400万円といわれています。ECサイトの場合も、サイトの規模や機能によってかかる費用が大きく変動するのが特徴です。開発を外注する場合は、実装する機能などについて明確にしておくことが求められます。

● 予約管理サイト:80万~500万円
予約管理サイトの開発費用の相場は80万~500万円です。ただし、スタッフの勤怠状況と連動させたり、メルマガ配信機能を導入したりすると高額になる傾向があります。

● 口コミサイト:80万~300万円
ユーザーが特定の店舗・商品を利用した際に、口コミを投稿するサイトは「口コミサイト」と呼ばれており、店舗の売上を大きく左右するほどの効果があります。

●コミサイトの開発にかかる費用は、80万~300万円が相場です。ある程度の費用はかかるものの、多くのユーザーが信ぴょう性の高い情報であると判断する可能性が高いため、導入すると集客に大きく役立てることができます。

● Q&Aサイト:60万~300万円
Q&Aサイトは、書き込まれた質問に対してユーザーが回答するというサイトで、多くのユーザーが利用するものです。Q&Aサイトの開発にかかる費用の相場は60万~300万円ですが、ポイントシステムなどの追加機能を加えるとその分費用が高くなります。

● マッチングサイト:100万~500万円
需要と供給を結びつけて売上につなげるためには、マッチングサイトのシステムが欠かせません。マッチングサイトのシステムを開発する場合の相場は100万~500万円ですが、検索機能やメッセージ機能などを導入するとさらに高くなります。

● SNS:100万~500万円
友人や同僚など、ユーザー同士のつながりを重視したサイトがSNSです。SNSの代表的なものにはInstagramやTwitter、Facebookなどがあります。
SNSの開発にかかる費用の相場は100万~500万円と、マッチングサイトと同様に他のシステム開発と比較すると若干高めの相場になっています。

● 掲示板:50万~300万円
掲示板を制作する場合にかかる費用の相場は、50万~300万円です。掲示板はユーザーが自由に書き込みをできるため、荒らしや嫌がらせ行為の頻発が問題視されています。
新たに掲示板を開発するのであれば、荒らし行為への対策が必要となる可能性が高く、会員機能や位置情報管理、決済機能などをつけることが求められるでしょう。

システム開発の費用を抑える3つの方法

同じ内容のシステムを開発する場合でも、依頼先によって費用は大きく変わります。そのため、一般的な費用相場を把握したうえで、費用を抑えるコツを理解することが必要です。ここでは、システム開発にかかる費用を抑える3つのコツを紹介します。

システムに求める機能やイメージを明確にする

エンジニアにあいまいな指示を出してしまうと、それが原因で修正や作り直しが必要になる可能性が出てきます。修正作業が発生した分だけ作業にかかる時間も増えるので、別途で料金が発生する恐れがあります。

開発費用を抑えたいなら、発注側はシステムに求める機能やイメージを明確にしておくことがポイントです。「システムに何を求めているのか」をはっきりとさせておけば、受注側との認識に大きなずれが生じる可能性は低くなるでしょう。

使用年数や投資回収期間を計算したうえで、搭載する機能や要素を絞り込んでいくことも大切です。使用年数を短く想定しているのであれば、高額な開発費用がかからないよう機能を最小限に絞るなどの工夫をしましょう。

パッケージやASPの活用を検討する

システムを一から作った場合、内容によっては高額なコストがかかるケースが多く見られます。コストを抑えるためには、パッケージやASPを活用するという方法も検討しましょう。パッケージとは、業務ごとに一般的な機能を集めて製品化したもののことです。パッケージを利用すると費用面だけでなく、開発を短期間で行なえるというメリットがあります。

ASPは「アプリケーション・サービス・プロバイダ」の略で、開発会社が必要な機能をレンタルするという手法を指します。ASPならシステムを一から作る必要がないので、ASPを利用した場合は開発にかかる作業時間を短くさせられます。ASPならバージョンアップが自動的に行なわれるので、常に最新の機能が利用できる点もメリットの一つです。

システム開発を海外に業務委託する(オフショア開発)

システム開発を行なう場合、海外に業務委託をすることも検討してみましょう。オフショア開発なら、日本のシステム開発会社やフリーランスに委託した場合と比較して、コストを抑えられるケースも多くあります。

一例として、ベトナムのオフショア開発会社に依頼した場合、日本の2分の1程度の費用でシステム開発ができるといわれています。日本国内での開発にこだわらないのであれば、ぜひオフショア開発を検討してみてください。

関連記事:
ITコストを削減する4つのSTEPと、オフショア開発という選択肢について
ベトナムオフショア開発、単価はいくら?他国との比較とベトナムを選ぶべき理由

まとめ

システム開発にはある程度の費用がかかりますが、費用を抑えるコツを把握しておけば制作物の質を落とさずにコストを大幅にカットすることができます。

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