米国でChatGPTのスマホアプリを公開 ウェブ版との違いは？
米新興企業のオープンAIは5月18日、対話型AI（人工知能）「ChatGPT」（チャットGPT）のスマートフォンアプリを無料で公開したと発表しました。
米アップルのiPhone向けに提供し、近く米グーグルの基本ソフトアンドロイドのスマホにも対応します。まずは米国向けですが、今後数週間で対応地域を拡大するという。
ウェブ版との違う機能は以下の通りです。
・アプリは無料で利用できる
・複数の端末間で履歴を同期できる
・オープンAIの音声認識システム「Whisper」（ウィスパー）の機能を活用し、声で話しかけると文字に自動的に変換し、AIに質問できる
・月額20ドル（約2700円）の「チャットGPTプラス」の利用者はアプリでも最新のAI基盤を活用でき、応答時間を短縮できるとしているという。
オープンAIは「利用者からのフィードバックを収集し、継続的な機能と安全性の改善につとめていく」とコメントしています。
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2022年11月にChatGPTが公開されて以来、多くの有名企業がAI戦略について詳細を公表しています。マイクロソフトはOpenAIと共同で開発したBing内のチャットボットをリリースしました。Googleは独自のボットであるBardを開発済みと発表。そして、Facebookの親会社であるMetaも同様の技術開発に取り組んでいます。
ChatGPTの大躍進により、テックジャイアント間でのAI競争が加速し、多くの企業内でもこれまで以上に新たな技術に対する迅速な対応姿勢が強く問われています。
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