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2021.09.21
オフショア開発知識

【スタートアップ必見!】MVP開発とは? MVP開発のメリットや注意点を徹底解説!

いち早く成果が欲しいスタートアップにとって、アプリやWeb開発で重要なことは、「的を外さない」「スピーディーである」「コストを抑える」の3点です。 

せっかく開発しても、ユーザーに見向きもされなければ意味がありません。良いものを開発してもリリースが遅ければ、競合に先を越されて二番煎じになりかねません。そして、開発費が高額になれば、かえって経営の足を引っ張るリスクがあるでしょう。 

そこでおすすめするのが、「MVP開発」です。MVP開発は、とくにスタートアップが先の3つの要件を満たして開発を成功させるのにうってつけです。そこで今回は、MVP開発のメリットやスタートアップにおすすめの理由、さらにMVP開発で気をつけるポイントなどについて詳しく解説します。 

MVP開発とそのメリット

まず初めに、MVP開発とは何か、またそのメリットについて解説しましょう。 

MVP開発とは 

MVP開発は、「Minimum Viable Product」の略で、日本語に訳すと、「実用可能な最小限の製品」です。つまり、メガネなら見る、椅子なら座る、といったように、余分な装飾やデザイン、機能性は抜きにして、その製品に求められる最低限の機能だけをもつ製品ということです。 

電車の時刻表アプリを例にとりましょう。今ではいくつも便利な機能が内蔵された優秀なアプリが複数リリースされています。しかし、まだ誰も開発していなかった段階では、電車の時刻といえば駅の改札やホーム、また紙の時刻表を見て確認するほかありませんでした。ところが、いつでもどこでもアプリで確認できるとなると、「こんな便利なものはない」とたちまち大勢のユーザーが飛びつきました。 

この開発者がご自分だったらどうしますか?おそらく、多くの方は、こんなに喜ばれるならと料金や各駅間の走行時間、乗り換え情報なども追加しよう、と躍起になって開発を続けることでしょう。 

しかし、もし最初からあれもこれも機能をつけて、ユーザーからの受けが悪かったら…。開発にかけた時間も経費もムダ。戦略としては失敗といわざるを得ないでしょう。ただこれではあまりに損失が大きいということで、考え出されたのが「MVP開発」です。 

とりあえず最低限の機能だけつけたら、完成次第お試し版としてすぐにリリース。市場の反応を見ます。そして、評判が良ければ本格的に製品化したり追加機能を検討します。ユーザー受けが悪いとなれば、即中止。別の切り口から修正するか、まったく新しい開発に向かうのか、といった判断をすみやかに下します。 

MVP開発のメリット 

それではMVP開発のメリットについて掘り下げましょう。 

開発期間が短い 

システム開発におけるMVP開発の場合、簡単なものならノーコードで作成してリリースすることもあります。つまりプログラミングする時間すら惜しい、というレベルです。目安としては2ヶ月以上かかるようならMVP開発とは呼べません。とにかくお試し版として1日でも早く市場に出し、コンセプトや切り口に将来性があるのかどうかをリアルに判断するのが、MVP開発の最大の目的です。このスピーディーなペースがMVP開発の大きなメリットです。 

コストが抑えられる 

一から設計、開発、テストまでして市場に出したアプリやWebシステムが、まったく振るわなかったら、かなりの予算が水の泡になります。しかし、MVP開発なら最小限のコストで開発して市場の反応を見極め、ダメなら即撤退できるので、予算面のダメージを限りなく小さくできます。 

フィードバックが早い 

MVP開発の場合は、スモールスタートでターゲットも絞って意見を収集できるので、フィードバックを早く受けられるのがメリットです。どこが良い、何が気に入らない、というレスポンスを早く入手できれば、次のステップにも早く進めます。 

スタートアップにMVP開発がおすすめの理由 

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MVP開発はスタートアップにうってつけの開発手法です。その理由を詳しく解説しましょう。 

先行者利益が獲得できる 

MVP開発でアプリなどを市場に出すと、他にライバルがいないため上手くいけば先行者利益を獲得できます。しかも画期的で将来性があると判断されれば、国の内外を問わず、大手から出資や共同開発などの申し入れがあるかもしれません。もちろん、それを受けるかどうかは別ですが、注目度がアップすれば、スタートアップとしてはビジネスチャンスが確実に広がるでしょう。 

失敗のリスクが少ない 

MVP開発は、的が外れて大失敗するというリスクが低いです。開発スタイルとして、開発工数や期間をがっちりと枠にはめるウォータフォール開発ではなく、柔軟性をもたせたアジャイル開発がメインとなるため、途中からの方針転換も比較的容易です。よって、失敗とわかった時には身動きが取れない、という手遅れ状態におちいる危険性が少ないのです。 

初期費用が抑えられる 

MVP開発は、もっとも必要な要素にだけフォーカスして、最小限の機能とコストでスタートします。よって、本格的なシステム開発のようにイニシャルコストが数百万円も数千万円もかかることはまずありません。この点も、スタートアップにとっては大きな魅力でしょう。 

MVP開発で気をつけるポイント

続いては、実際にMVP開発をするうえで注意すべきポイントについて解説しましょう。 

余分な機能は最大限そぎ落とす 

MVP開発に不慣れだと、アプリやWebサイトにはつい複数の機能をあれもこれもと持たせたくなります。すると、それだけ開発期間が伸びるうえ、コストも上乗せされてしまいます。MVP開発の目的は、あくまでもっともコアな機能が方向性として間違っていないかを見極めることにあります。よって、肉付けは本格的な開発が決まってからでも遅くありません。余分な機能を最大限そぎ落としてこそMVP開発の意味があると理解して、割り切るように心がけましょう。 

適切なKPI指標で検証する 

MVP開発の成否を占うのは、しかるべきご意見番から的を射たフィードバックを受けられるかどうかです。つまり、アーリーアダプターと呼ばれる、新しいサービスに敏感かつ発信力の強い人たちから正直な感想をどれだけ引き出せるかが肝要です。 

そのためにも、「好きか嫌いか」「必要か要らないか」もしそうなら「なぜか」、また「どんな機能を追加して欲しいか」「価格がいくらまでなら出せるか」といった実効性のある問いかけをしたうえで、それに対するフィードバックをしっかりと検証しましょう。 

スピーディーなPDCAを心掛ける 

上記のフィードバックは、PDCAサイクルでいうと「C(チェック)」の段階にあたります。プランを立てて(P)、お試し版をリリースしたら(D)、フィードバックを受ける(C)。その内容を検証したら、次は「A(アクション)」です。ダメなところは変え、良いところは残して改良する。そして、またリリースしてヒヤリング…。このサイクルをスピーディーに行いながら確実なマネタイズの実現を目指します。 

MVP開発にオフショアがおすすめの理由 

MVP開発は、とくに経験がない場合は何から手をつけて良いのかわからないケースもあるでしょう。本来の開発とは異なるので、理屈ではわかったつもりでもいざ取りかかると、ここまで、という加減が判断できないかもしれません。 

そこでおすすめするのが、オフショア開発です。オフショア開発は海外の開発業者に業務委託する手法のことで、近年、国内企業でもオフショア開発の件数が増加傾向にあります。なぜ、MVP開発にオフショアがおすすめなのか、具体的に掘り下げましょう。 

コスト削減が可能 

オフショア開発は、ベトナムやタイ、インドネシアなど、東南アジアのIT企業に開発業務を委託します。国内ではIT人材不足のため、システム開発費がどうしても高くなりがちです。しかし、オフショア開発なら日本よりも安い人件費でエンジニアを雇えるため、30〜50%の大幅なコストカットが可能です。 

<参考> 

ベトナムオフショア開発、単価はいくら?他国との比較とベトナムを選ぶべき理由

ITコストを削減する4つのSTEPと、オフショア開発という選択肢について

最新技術に対応できる 

オフショア開発は、ただ安いだけではありません。例えばベトナムでは、国を挙げてIT人材を積極的に育成しており、若くて優秀なエンジニアが多数活躍しています。AI(人工知能)やAR、VR、ブロックチェーンゲームといった最新技術にも精通しており、精度の高いプロダクトが期待できます。 

親日派が多い 

オフショア開発の対象となる国では、親日派のエンジニアやブリッジSE、プロダクトマネージャーが多いのも特徴の一つです。しかも彼らの多くは、日本語にも精通しているので、ビジネスのうえで言葉が障壁となる心配がありません。開発依頼から要件定義、テスト、運用・メンテにいたるまで100%日本語で進められるので、とても仕事がやりやすいでしょう。 

開発スピードが速い 

オフショア開発は、開発スピードが非常に速いのも大きな特徴です。小回りが利いて開発熱心なエンジニアが多く、時差も1~2時間のため、ほぼリアルタイムでやり取りが可能です。親日派のうえに、素直で協力的な国民性も色濃いため指示内容が伝わりやすく、何かと小まめな情報伝達が求められるMVP開発にはうってつけでしょう。 

エンジニアの増員や調整も速い 

オフショア開発企業は、柔軟性に富み、融通が利くのも特徴です。例えば急にMVP開発から本格的な開発へとフェーズが進んで人手が足りない場合、日本企業の多くは新たに人材を採用する必要がありますが、これは時間がかかるうえ即戦力として活用するのも非常に困難です。しかし、オフショア開発ならエンジニアが豊富なため迅速な増員が可能で、総合的な稼働時間を増やすこともさほど難しくありません。むしろパイロット的なMVP開発こそ、オフショア企業にとっては得意分野といっても過言ではないでしょう。 

まとめ

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スタートアップにおすすめのMVP開発について、詳しくお伝えしました。 

アプリやWebサイトの開発は、時間との闘いです。良いアイデアが浮かんだら、それを1日でも早くに形にすることで、貴重な先行者利益が期待できます。逆にわずかの遅れによって、競合に先を越され、大きなビジネスチャンスを逃す場合もあるでしょう。 

そこでレリパなら、MVP開発の経験が豊富なエンジニアが多数在籍していますので、スピーディーな開発にも対応可能です。EC系やSNS、マッチングアプリからブロックチェーンゲームにいたるまで、また、AI(人工知能)やARなど最新技術を駆使した開発も幅広く手がけております。MVP開発をご検討中のスタートアップの皆さまがおられましたら、いつでもお気軽にご連絡くださいませ。心よりお待ち申し上げております。