標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

現代において、グローバル化が進む中で、企業はコスト削減や専門知識の活用を目的としてオフショア開発を選択することが増えています。しかし、多くの企業がオフショア開発の進め方や流れを明確に理解していない現状があります。本記事では、標準的な オフショア開発進め方 と成功事例を紹介します。

要件整理

要件整理はオフショア開発プロセスの最初のステップであり、プロジェクトの成功に直結する重要な段階です。この段階では、開発するソフトウェアやシステムの要件を明確に定義し、ドキュメントにまとめます。

  1. ビジネス目標の明確化:まず、ビジネス目標を明確にします。これにより、開発するソフトウェアが企業の戦略にどのように貢献するかを理解できます。
  2. 機能要件と非機能要件の定義:次に、機能要件(システムが何をするか)と非機能要件(パフォーマンス、セキュリティ、拡張性など)を詳細に定義します。これにより、開発チームが具体的な作業内容を理解しやすくなります。
  3. 要件ドキュメントの作成:最後に、要件をドキュメントにまとめます。このドキュメントはプロジェクトの「青写真」となり、全ての関係者が参照する重要な資料です。

オフショア開発国選択

オフショア開発を成功させるためには、適切な開発国選択が不可欠です。開発国を選択する際には、以下の要素を考慮する必要があります。

  1. コスト:開発国を選択する際の主要な要素の一つはコストです。労働コストが低い国を選ぶことで、全体の開発コストを抑えることができます。
  2. 専門知識と技術力:選択する国には、必要な専門知識と技術力を持つ人材が豊富にいることが重要です。これにより、品質の高いソフトウェア開発が可能になります。
  3. 時差とコミュニケーション:時差やコミュニケーションのしやすさも考慮に入れる必要があります。コミュニケーションが円滑に行える国を選ぶことで、プロジェクトの進行がスムーズになります。
  4. 法律と規制:選択する国の法律や規制も重要です。特に知的財産権やデータ保護に関する規制を確認し、遵守できる国を選ぶことが必要です。
  5. 政治の安定性:オフショア開発国を選ぶ際の重要な要素の一つが、政治安定性です。政治が安定している国では、投資環境が安定し、法的枠組みの信頼性が高まります。ビジネス環境が改善され、地政学的リスクが低減します。安全性と信頼性の面でも利点があります。

ベトナムは、2021年から2023年の間、オフショア開発の検討先国ランキングで3年連続で1位を維持しています。近年、ベトナムでは優れたソフトウェア開発者やIT専門家を大量に育成し、技術力の向上に取り組んできました。また、低コスト(IT人材の人月単価が約56.6万円で全職種の平均がもっとも安価)でありながら高品質なサービスを提供できる点、政治的な安定性の確保、ビジネス環境の改善も、ベトナムがオフショア開発の優れた選択肢となっている理由です。

ベトナムのオフショア開発状況の詳細はこちらです。

オフショア開発企業選択

オフショア開発を検討する際には、以下のポイントを詳細に考慮することが成功の鍵となります。

日本語コミュニケーション能力と技術スキル

日本語での円滑なコミュニケーションは、プロジェクトの円滑な進行に欠かせません。技術的な議論や要件定義、進捗報告などを正確に行うためには、高度な日本語能力が必要です。会話のレベルや文書の作成能力を確認し、コミュニケーションの齟齬を防ぎましょう。

レリパでは、Dev、BrSe、IT Comtorを含むスタッフの多くがJLPT N1を取得しています。テスターやQA担当者には、JLPT N2以上の資格の保持を義務付けています。これにより、テストや品質保証のプロセスにおいても、日本語での詳細な確認や報告が正確に行えます。

開発プロジェクトの成功には、エンジニアが特定の技術スタックやプログラミング言語において深い知識と経験を持っていることが極めて重要です。

レリパのエンジニアは、フロントエンド、バックエンド、データベース、そして様々なプログラミング言語に精通しています。マネージャーの方々は、日本企業でのソフトウェア開発経験や日本のクライアントとの協力経験が豊富です。技術的な専門知識に加え、日本企業の文化や業務プロセスに深い理解を持ち、プロジェクトの進行管理やチームマネジメントに優れています。レリパは、これらの高度な日本語能力と豊富な実務経験を持つスタッフによって、日本のお客様に対して高いレベルのサービスを提供し続けています。

日本法人の有無

日本に現地法人を持つオフショア企業は、地域のビジネス文化や法的要件に精通しています。これにより、契約の締結や法的なトラブル時の対応が迅速かつ適切に行えます。また、現地でのサポート体制が強化され、顧客のニーズに応えやすくなります。

レリパの日本法人は2018年に設立され、それ以来、様々な形で貢献してきました。日本法人のスタッフは、契約の締結や法的トラブルの対応において迅速かつ適切に行動しています。現地の法律や規制に精通したスタッフが対応するため、法的リスクを最小限に抑えることができます。

日本企業との取引実績​

信頼できるオフショア開発企業は、日本企業との実績が豊富です。過去のプロジェクトでの成功事例や顧客満足度の高さが、企業の信頼性を示す重要な要素です。特に同様の業界やプロジェクト規模に対する経験があるかを確認しましょう。

レリパは8年のオフショア開発経験を活かし、Webアプリケーション、システム、ブロックチェーン開発など、  500件以上のプロジェクトを成功に導いてまいりました。その確かな実績と信頼に基づき、貴社のニーズに最適なソリューションをご提供いたします。 

標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

得意領域

オフショア企業の得意分野は、その企業の特性や専門性を反映します。AI、IoT、ブロックチェーン、クラウドソリューションなどの先端技術への対応力や、特定業界向けのカスタムソリューション開発能力を評価しましょう。類似のプロジェクト実績や専門知識の深さが、適正なパートナー選定に大きく寄与します。

レリパは、ウェブ、システム、アプリ、DXコンサルティング、ブロックチェーンなどの多岐にわたるサービスを提供しています。医療、金融、不動産、介護といった様々な業界に対応し、業界特有のニーズに合わせてカスタマイズされたソリューションを提供しています。これにより、業務効率化とビジネス成長を強化することを目指しています。レリパの幅広い経験と専門知識により、貴社の技術的な課題を解決し、持続的な成長をサポートします。

関連記事:

セキュリティ対策

データセキュリティは重要な懸念事項です。ISO/IEC 27001(情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格)などのセキュリティ認証を取得しているか、またはそれに準拠したセキュリティ対策を実施している企業を選ぶことが推奨されます。情報漏洩やサイバー攻撃からの保護体制がしっかりしているかを確認する必要があります。

レリパはISO27001認証を取得しており、お客様のデータ保護を最優先に考え、以下の徹底したセキュリティ対策を実施しております。

  • 指紋認証による入退室管理
  • 顧客の訪問記録
  • 防犯カメラ設置
  • サーバールーム区域
  • 顧客専用の個室用意
  • PC環境の管理

関連記事:レリパはこの度ISO/IEC27001、ISO9001の認証資格を得る事ができました  

オフショア開発企業の視察

オフショア開発企業の視察では、作業場所を訪れることでセキュリティやオフィスの設備・雰囲気を評価できます。また、チームメンバーとの対面打ち合わせにより、チームメンバーの人柄やコミュニケーション能力を把握することができます。

お客様がレリパのオフィス訪問をご希望される場合、詳細なプランをご提案いたします。具体的には、航空機の出発時間、ホテルの手配、食事の予定、そして打ち合わせの内容についてもご提案させていただきます。

明確明確な進捗確認

プロジェクトの進捗管理は、定期的な報告と進捗会議によって行います。進捗報告の頻度や形式、コミュニケーションツールの使用方法が明確であり、顧客との情報共有が円滑に行われることが重要です。進捗状況や問題の早期発見と対応がプロジェクトの成功に直結しています。

レリパでは、プロジェクトを開始する前にマスタースケジュールを作成し、そのスケジュールに基づいて進捗とリソースを管理・調整します。毎週、プロジェクトマネージャーは進捗状況、課題、対策、お客様からの支援要求事項を含む報告書をメールで送付します。メール、Chartwork、Skype、Slackなどのコミュニケーションツールを使用しています。

契約締結

提案された流れは、オフショア開発プロジェクトにおける一般的な流れを包括しており、基本的に正確です。以下に各ステップを見てみましょう。

  1. 要件ヒアリング:クライアント側が必要なソフトウェアの要件や期待する機能、品質基準、納期、予算などを明確にします。この段階でのコミュニケーションが非常に重要で、誤解や不確実性を減らすために十分な時間をかけることが推奨されます。
  2. 基本契約の締結:クライアントとオフショア開発会社との間で、秘密保持契約(NDA)や基本契約を締結します。これにより、双方の情報や機密性が保護され、信頼関係が築かれます。
  3. 見積書と提案書の作成・調整:オフショア開発会社がクライアントの要件を基に見積もりと提案書を作成します。提案書にはプロジェクトのスコープ、技術的なアプローチ、開発期間、コスト、品質保証、サポートなどが詳細に記載されます。クライアントは提案書をレビューし、必要に応じて調整を行います。
  4.  契約の締結・発注:クライアントとオフショア開発会社は提案書を基に詳細な契約書を締結します。契約書には、プロジェクトのスコープ、サービス提供の範囲、納期、品質基準、価格、支払いスケジュール、保守とサポート、知的財産権、契約解除条件などが含まれます。契約が正式に締結されることで、プロジェクトの開発が開始されます。

レリパでは、実際に体験いただけるトライアルパッケージをご用意しております。このパッケージでは、クライアント様が弊社の開発サービスを試し、その品質と効果を直接体感いただけます。さらに、プロジェクトの初期段階から経験豊富なレリパのCEOによる専門的なコンサルティングを受けていただけます。これにより、クライアント様のニーズに最適なソリューションを提案し、プロジェクトの成功を支援する準備が整います。

レリパのトライアルパッケージについての詳細は、どうぞお気軽に無料相談をご予約ください。

開発進捗確認

プロジェクトが開始されたら、進捗確認が重要なステップとなります。この段階では、プロジェクトの進行状況を定期的に確認し、必要な調整を行います。

  1. 定期的なミーティング :まず、定期的なミーティングを開催します。ここで、プロジェクトの進行状況を確認し、問題があれば早期に対処することができます。 
  2. 進捗報告: 次に、開発企業からの進捗報告を受け取ります。これにより、プロジェクトが計画通りに進行しているかを確認できます。
  3. テストとフィードバック: 開発途中でのテストとフィードバックも重要です。そのため、品質を確保し、必要な修正を早期に行うことができます。
  4. 問題解決と調整: 最後に、問題が発生した場合は迅速に解決し、必要な調整を行います。これにより、プロジェクトの遅延を防ぎ、成功に導くことができます。

上記に述べましたが、レリパでは、プロジェクトを開始する前にマスタースケジュールを作成し、そのスケジュールに基づいて進捗とリソースを管理・調整しています。毎週、プロジェクトマネージャーは進捗状況、課題、対策、お客様からの支援要求事項を含む報告書をメールで送付します。コミュニケーションには、メールのほかにChatwork、Skype、Slackなどのツールを活用しています。

また、課題管理には、RedmineやBacklogなどのチケット管理ツールを使用しています。Excelを用いた課題管理表も選択肢として利用可能です。ソース管理にはGitを使用し、ソースコードのバージョン管理を行っています。これにより、バージョンごとのトラッキングが容易になり、誤りや漏れを防ぐことができます。

業務完了

契約は納品時点で完了しますが、一部の契約ではシステムがリリースされた後も定期的な保守やメンテナンスが必要な場合があります。オフショア開発の経験が浅い場合は、最初は短期間で小規模なプロジェクトから始めて、慣れてきたら保守やメンテナンスを含めたフルサービスの提供も考慮することがあります。

レリパでは、お客様のニーズと契約の条件に基づき、アフターサポートプランや保守についての計画が策定されています。運用チームやサポート担当者との引き継ぎがスムーズに行われるよう、手順や担当者の役割を明確にします。

ベトナムオフショア開発企業との進め方

ベトナムオフショア開発企業との進め方について、レリパとの進め方を例に紹介します。

標準的な オフショア開発進め方 と成功事例
標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

STEP 1:お問い合わせ
まずはお気軽にお問い合わせください。オフショア開発の成功事例や企業選定のポイントなどについてもご説明いたします。

標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

STEP 2:徹底ヒアリング
お客様のアイディアを製品化するため、ご要望を正確に理解することが大切です。まずは、実現したいことをお聞かせください。ここから、レリパの専門チームが共に伴走し、お客様のビジョンを形にするための詳細な計画を立てていきます。

標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

STEP 3:提案・お見積もり
サイト構成、機能要件、ページ・コンテンツ量を把握した上で、開発工数、見積もり、スケジュール、将来的な拡張についてご提案いたします。お客様と共に最適なプランを策定します。

標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

STEP 4:契約・ご発注
お客様と秘密保持契約書、システム開発業務基本契約書、業務委託個別契約書、注文書/請書などを締結いたします。契約の各ステップも、レリパがサポートします。

標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

STEP 5:設計・開発
デザイン、システム、コンテンツの設計および開発を進めていきます。レリパはお客様とテスト環境やメーリングリストを通じて、都度進捗を確認しながら、開発を進行します。

標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

STEP 6:検証・最終確認
結合テスト、デバッグ、お客様による検証とフィードバック、修正を行い、最終的なブラッシュアップを図ります。レリパの専門チームが常にお客様とともにプロジェクトを進めます。

標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

STEP 7:納品
仕様書に沿った形で納品を行います。納品のプロセスでも、お客様の要望に応じて調整を行います。

標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

STEP 8:公開作業・サイトリリース
リリース当日に本番展開作業を行い、その後検証を行います。展開後はGoogleなどの各種設定を行い、検索エンジンによる早期インデックスを促進します。この段階でも、レリパが継続的にサポートします。

標準的な オフショア開発進め方 と成功事例

STEP 9:運用・保守サポート
運用や利用者マニュアルの作成に関するサポートを行います。また、各プロジェクトに応じて、一定期間の無償保守サービスも提供いたします。

成功事例

GATE:不動産投資調査システム

案件の概要

『Gate.』は、『Gate. Investment Planner』と『Gate. Market Survey』という2つのプロダクトを提供しています。前者は、データに基づいた不動産投資の予測を可能にします。後者は、どのエリアにどれだけの不動産があって、どういう人たちが住んでいるかという統計的な情報を地図ベースで確認できます。仕組みとしてはSPA(シングルページアプリケーション)で作られていまして、バックエンドはPython、フロントエンドはJavaScriptという構成です。

レリパの役割

・Gate.Investment Planner1: 不動産投資の将来を予測する唯一のツール

・Gate.Market Survey: ワンクリックの不動産市場調査ツール

WidiLand- NFTゲーム開発

案件の概要

WindiLandはNFTゲームであり、世界的に有名なソーシャルネットワーキングゲームになることを目指しています。

レリパの役割

レリパは、業務設計やビジネス全体の管理、資金調達、トークノミクス設計、マーケティングやコミュニティビルディング、IDOやNFTの初期販売、トークンリスティング、ブロックチェーンやWeb関連の開発に取り組みました。

標準的なオフショア開発進め方と成功事例

医療マッチングシステム開発

案件の概要

医療マッチングシステム開発です。雇用者と被雇用者のマッチングシステム、勤怠管理システムです。

レリパの役割

レリパは案件の全過程を担当していました。本案件の全過程を担当していて、ミスが発生した場合すぐにデバッグするので、案件をスケジュールに従って順調に行いました

レリパは案件の全過程を担当していました。本案件の全過程を担当していて、ミスが発生した場合すぐにデバッグするので、案件をスケジュールに従って順調に行いました

まとめ

オフショア開発を成功させるためには、まずその進め方をしっかりと把握することが重要です。本記事では、レリパが標準的なオフショア開発の進め方を詳しく解説しました。

オフショア開発に興味のある方や、オフショア開発の進め方について疑問がある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。レリパは丁寧にご相談に応じ、最適な解決策をご提案いたします。

関連記事